野菜を身近なものにする方法としての貸し農園
貸し農園で作物を育てることは家庭で出来る「食育」の一つです。
「食育」という言葉がよく聞かれるようになりました。
「食育」とは、体験や経験を通じて、食べ物や食事といった「食」に関する知識や、習慣を育てることです。
日本では2005年に成立した食育基本法に基づき、知識の教育、道徳、保健体育の基礎としての「食育」の方針を定めています。
どのように野菜や肉、魚が食卓に上るのかを知ったり、食事の際のマナーや楽しみ方を学んだり、食文化や栄養の知識について知ることも「食育」の一環なのです。
畑や田んぼなどが身近にない所で暮らす子供の中には、「野菜はスーパーで作っている」と思っている子もいます。まずは、野菜がどのように育ち、どう収穫できるのかを理解するためにも、家庭菜園をはじめてみましょう。
そして野菜作りに興味を持ち始めたら貸し農園を借りてみましょう。
家庭菜園にぴったりな野菜をいくつかご紹介します。
- ミニトマト(トマト)
- キュウリ
- ゴーヤー
- ほうれん草
- 小松菜
- ネギ
- ニンジン
- ハツカダイコン(ラディッシュ)
- バジル
- 水菜
- レタス
- パセリ
マンションやアパートのプランターでもOKなものはたくさんあります。特におすすめなのはトマト、キュウリ、ゴーヤーといった夏野菜。ミニトマトやキュウリは成長が早く、実のつき方もわかりやすいため、子供もより楽しむことが出来ます。室内でもOKなものとしては、バジル、パセリ、ハツカダイコン(ラディッシュ)などがあります。
野菜は植物なので、水やりや肥料のバランス、日当たり、害虫の駆除なども重要です。子供と一緒に勉強するのもいいですね。
野菜作りの苦労や難しさ、楽しさも食育の重要なプロセスです。
野菜を育てるためには手間暇がかかることや、野菜には収穫時期(=旬)があることを学ぶことができます。いつも食べている野菜は、誰かが手間と時間をかけて生産したものだと知ることで、野菜に対する気持ちや意識もきっと変化しますよ。
超簡単な ”家庭菜園“のすすめ
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